2023/08/13 17:47
ALTSTONEは、コロナの最中だった2021年10月10日に初めて商品をリリースした若い若いブランドです。
日本は砥石の国
日本にはシャプトン、キング、ナニワ、末広、etcといった歴史のある会社が名を連ねています。
砥石というマーケットにおいて、世界に認知されたブランドがこれだけ存在する国は他にないのではないでしょうか。
そうです。
砥石は包丁に比べて市場規模がずっとずっと小さいので目立つことこそありませんが、実は、世界に名だたる砥石の国なのです。
ALTSTONE誕生のきっかけ
そんな歴史ある会社が名を連ねる中で、2021年にできたヒヨッコのALTSTONEが生れたきっかけを書かせてください。
少しだけ、ALTSTONEのことを知っていただけると嬉しいです。
ALTSTONEはもともとメーカーではありません。
メーカー様から仕入れた砥石を日本国内や世界に向けて販売させていただいておりました。
10年~5年ほど前から、日本でも、安価な中国製の砥石がどんどんシェアを大きくしていくのを目の当たりにして、時代の流れを感じるのと同時に、一方では、海外砥石のでたらめな粒度表記や商品説明にやるせなさを感じていました。
そのような状況について、砥石メーカーの社長様と何度かに渡って意見を交換させていただくことがありました。
その中で分かってきたのは、砥石メーカーの社長様は「問題は感じているが、そうそう簡単に今までのやり方を変えることはできない」ということでした。
古い付き合いのある流通を変える訳にもいかず、主流になりつつあるネット販売へもどのように対応してよいか分からない「もどかしさ」を感じていらっしゃることが分かってきました。
特に小規模なメーカー様では人材不足などから、旧来の流通からネット販売への移行が上手くいっていないことは明らかでした。
刃物文化と共に発展してきた日本の砥石業です。どの砥石メーカー様も品質には大変こだわっています。そして、日本からなくしてはいけない技術もお持ちです。
職人気質と誇りをもって砥石を作っていらっしゃる姿を見るにつけて、「中国製品に押されて日本の砥石業が衰退するのを防ぎたい」、「砥石と言えば日本」であり続けたい。
そんな、勝手と言えば勝手な思いから、ALTSTONEがスタートするに至りました。
ALTSTONEの砥石
ALTSTONEの商品は、ありふれた海外のOEM商品とは一線を画していると自負しています。
もともと砥石の流通販売を生業としていますから、中国製のOEM砥石がどのようなものかよく分かっています。
ALTSTONEでは、品質の良く分からない海外工場の既製品をそのまま商品化するなんていうことは行っておりません。
何度も試作を重ねて納得したものを商品化しています。
それでも、お客様からお叱りの言葉をいただくことがあります。
お叱りの言葉をいただいたら、改良を加えたり、お客様が望む商品開発を行ったりして1歩ずつ前に進んでいます。
発売からたった数年ですが、
すでにお客様の声で改良した商品も、残念ながら廃版になった商品もあります。
そして現在も、もっと喜ばれるためにお客様の声を聞いて新しい商品を開発中です。
これからのALTSTONE
ALTSTONEは、世界で認知される砥石のTOPブランドを目指していきます。
5年後、2028年までには、「シャプトン、キング、ナニワ、末広、ALTSTONE」と、
5年後、2028年までには、「シャプトン、キング、ナニワ、末広、ALTSTONE」と、
日本製砥石の一角を占めるブランドになっています。
どうか、「そんなことできっこない」と思わないでください。私達は本気です。
皆様の声がチカラになります。
どうぞ応援よろしくお願いいたします。