2024/07/27 06:51
こんにちは。ALTSTONEです。
深#120をリリース
2024/7/26に、深#120をリリースしました。刃かけを直したい時など、とにかく金属を早く削りたいというときにおすすめです。
#120の研削力を発揮しつつ、平面維持のバランスもとてもよくできたのではないかと自負しております。
市販の砥石で「あれ?#120の研削力ってこんなもの?」と感じたことがある人には、ぜひ試していただきたい砥石になりました。
一般のご家庭ではあまり必要とされる出番はないかもしれませんが、必要な方はぜひぜひ。
砥石は柔らかくすると減りが早くなり、硬くすると研磨剤が表出しにくくなって研削力が落ちていきます。そのため、「研磨剤粒度そのままの研削力を発揮しながら面持ちもよく」というのがなかなか難しいバランスなのです。
この点、深#120はなかなか良いバランスに仕上がったのではないかと思います。
深#120は同シリーズの他番手と同じく、WA(ホワイトアランダム)で作っています。
一般のご家庭ではあまり必要とされる出番はないかもしれませんが、必要な方はぜひぜひ。
開発余談
市販の#120クラスの荒砥石は、GC(グリーンカーボランダム)やC(カーバイド)の研磨剤を使ったが多いようです。研磨剤には母材との相性があって、GCは柔らかい砥石が多くCはカチカチの砥石が多いようです。
砥石は柔らかくすると減りが早くなり、硬くすると研磨剤が表出しにくくなって研削力が落ちていきます。そのため、「研磨剤粒度そのままの研削力を発揮しながら面持ちもよく」というのがなかなか難しいバランスなのです。
配合する研磨剤の粒度を変えるだけでは?という声も聞こえてきそうですが、実際には、研磨剤がコンクリートでいうところの「強度を補強する骨材」としても働き、思ったようなバランスにならなかったりします。
この点、深#120はなかなか良いバランスに仕上がったのではないかと思います。
深#120は同シリーズの他番手と同じく、WA(ホワイトアランダム)で作っています。